ノグチ歯科医院(野口歯科医院)・治療法の説明-顎関節症

顎関節症

口が大きく開かない(開口障害)、開閉時や咬む時の顎関節の疼痛、音がする(クリック音)、顔面や頭部や頚部の筋肉痛などの症状を呈するものを、総称して顎関節症といいます。

原因としては、下記のことが考えられます。

咬み合わせ(咬合)のバランスがくずれている。

  • 歯の抜けたのを長期間放置したり、かみ合わせの悪いクラウン、ブ リッジ、義歯などの補綴物が装着されたりしていると咬み合わせが狂います。また、智歯(親知らず)の影響で顎の正常な動きが出来なくなることもあります。

日常生活時の悪習慣

  • ほお杖、姿勢や寝相が悪いこと、食いしばりなどがあります。

ストレス

  • 精神的なストレスが影響することもあります。

治療にあたっては、精査して原因をつきとめる事が最も大切です。原因が解った後、マウスピース状のもの(スプリント)を装着、かみ合わせの調整(咬合調整)、補綴物の調整または再製、悪習慣の改善指導、開口訓練、薬の投与などを行います。
原因の精査もせずに、安易に咬合調整を行ってはなりません。症状が悪化することがあります。

0901.jpg歯を抜けたまま放置すると、他の歯が延びたり、移動したりして咬み合せが狂い顎関節症の原因となります。0902.jpg歯の無い下顎の粘膜近くまで歯が延びています。0903.jpg顎を動かす筋肉の図です。0904.jpg咬み合せ不良により、筋肉に疼痛が起きることがあります。
0905.jpg顎が真っすぐ開かず、開閉時に音がすることが主訴の症例です。0906.jpg触診すると筋肉にも疼痛があります。0907.jpg頚部の筋肉にも疼痛があります。0908.jpg頭を支えている頚部の筋肉の図です。
0909.jpg上顎0910.jpg下顎0911.jpg咬合器(顎の動きを再現する器械)です。0912.jpg口の中では顎の動きは良くわかりませんので、模型を咬合器につけて診査します。
0913.jpg左側の咬み合ったところです。0914.jpgこの症例では上の親知らずが延びて、顎の動きを阻害していました。0915.jpgほう杖はいけません。0916.jpgなるべく頭と背骨が真っすぐになるようすることが、大切です。
0917.jpg0918.jpg0919.jpg原因の1つに嚥下癖があります。舌を上下の歯の間に入れて唾液や食物を飲み込む癖のことです。0920.jpg輪ゴムを使って正しい嚥下の訓練を行っているところです。